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“高考”と“旗开得胜” — 中国の最も大切な試験に込められた願い
人は一生の中で何度も試験を受けますが、中国で最も重要な試験は“高考”でしょう。
“高考”とは、“高等学院”の入学試験の略語で、日本の大学入試に当たります。
毎年6月7日からの3日間は、中国の大学入試の期間です。その時は試験会場の外に、
チャイナドレス姿の女性がよく見かけられます。実は、彼女たちはみな受験生の母親たちです。
なぜ、母親たちがあえてその日にチャイナドレスを着るのでしょうか。
確かに、おしゃれですが、しかし、単におしゃれのためではありません。
母親たちは自分の子供が試験に合格できるように強い願いを込めて、
チャイナドレスは中国語で“旗袍”と言いますが、四字熟語に“旗开得胜qíkāidéshèng
(軍旗を掲げたとたんに勝利を収める)”があり、この“旗qí”という文字にひっかけて、
近年の中国では、この風習がさらに広がりを見せています。たとえば、
お父さんたちが「馬」の絵が入った服を着ることもあります。“马到成功
(馬が到着するとすぐに成功する)”という言葉にかけて、「馬」は
このように、中国の人々は“言葉の力”を大切にし、日常のちょっとした行動に
ところで、今年も間もなく中国語の能力試験「HSK」が実施されます。
試験を受ける皆さんに、この“旗开得胜”という言葉を贈ります。
どうか自信を持って、普段の学習の成果を発揮してください。