今日6月19日は旧暦5月5日、中国で最も活力あふれる伝統行事・
日本の“端午の節句”が子供の成長を祝う日なのに対し、中国の
端午節はどちらかというと”夏の健康大作戦”。邪気を払い、エネ
粽子は、古代の詩人、屈原(くつげん)を偲ぶのが始まりと言われます。
彼が川に身を投げた日、人々が魚から遺体を守ろうと米を川に投げ
今では地域で味がガラリと変わり、北方はあんこ・ナツメの甘い系、
南方は豚バラ肉・塩卵黄・ほし貝柱の豪華塩味が定番です。
端午には塩漬けアヒル卵もよく食べられます。暑い夏に向けて
塩分補給と栄養チャージの意味があり、黄土色の黄身は“太陽”“幸運”
の象徴とも。粽子と一緒に食べると、もちもち+塩味の絶妙ハーモニーが
邪気を払うヨモギとショウブを飾る習慣は、日本の“菖蒲湯”と同じルーツ。
香袋(xiāng dài)は虫よけとリラックス効果もあって、おしゃれなプレゼント
古くから中国では、端午の日は“陽の気”が最も強まる日とされていました。
特に正午は“極陽”の時間帯。そのパワーで卵が立つと信じられ、無事に立てば
“その年は邪気に負けず健康でいられるという縁起担ぎです。単なる遊びではなく、
自然のエネルギーを感じる”知恵でもあったんですね。
これも屈原にまつわる話しです。彼が川に身を投げた後、人々は舟を出して
必死に捜した。それが今の龙船(ドラゴンボート)レースの始まりとされています。
太鼓は「ここにいるよ!」と知らせる合図、力強い漕ぎは”命を救いたい”という
熱い思いの表れ。今ではチームの結束を競う夏の風物詩となっています。
今日の挨拶は、”端午安康(duānwǔ ānkāng、無事でお過ごしください)”が
あなたも、粽子と咸鸭蛋で中国の夏パワーをぜひ体感してくださいね。